視点
2010年 10月 26日
日曜日、池袋で一つの仕事を終えた後、渋谷に行った。
渋谷では9月に卒業した生徒さんが卒業展を開催するので
その作品を見せてもらい、プリントのアドバイスをしてきた。
ハイパークラスでは個人の作品のオリジナル性と視点の確立を目指している。
多くの卒業クラスを見てきたが、年々レベルは高くなっている感じがするが、
メディアの進歩に感性が着いてきているか、進化しているプリント技術を
使っているか、日々写真の環境は複雑になっているので、小生の仕事環境も
日々新知識を取り込んでいかない、と思う日だった。しかし、素直な写真=
制約のない写真という思いも卒業生の作品を見ていて感じた。
(プロはこうしてるという話)と(アマチュアだからできる事)とを分けていかないと
中途半端事になると思うし、仕事の制約のないアマチュアリズム表現と言う事も大切に
話していかなければいけない。(自覚)
偉大なアマチュア写真家と言われた「植田 正治」氏は終始アマチュアリズムを
通して、プロを凌駕した精神は忘れてはいけないと思う。
OLYMPUS E-30
by y_kmsm
| 2010-10-26 14:03
| 思い