写真家、講師、として活動中、ファットフォト写真教室では、受講生を募集しています。              写真の使用を希望される場合は  お知らせください。


by y_kmsm
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<   2011年 04月 ( 10 )   > この月の画像一覧

陰翳礼讃


谷崎潤一郎の随筆に「陰翳礼讃」があるが、今日の電気事情に接し思いだした。

文化の象徴である電気の進化は、昼夜の境を無くすのが、よし!とされてきた。
明るい光で、夜でも蔭をなくし全てが見えることが文化的とし、目の休まる時や
蔭の作りだす遠近を無視してきた感がある、と最近の節電をした繁華街で思う。

日本の文化に、光を弱く、柔らかくする工夫があったはず、直射を避ける障子、
照明器具を和紙でディフィーズし柔らかい光の下で物を見る美意識。

和式の作りに、部屋を少し暗くして外の景色や庭をよりきれいに見せる工夫もあった事を、
昼間の電車で感じた。照明を消したり暗くした車内から窓越しに外の景色が新鮮に見えることを。

「暴力的明るさ」が文化とされてきた昭和からの勘違いを見直す時期かもしれない。
衛星から撮影された地球を見ると、夜の日本は全土が輝いている。
アメリカや、欧州に行き夜の街を歩くと暗いと感じるはず、でも建物や街が
陰翳の立体感で映し出されるきれいさや、奥行きを感じるはずだ。


谷崎の美意識が「近頃の我々は電灯に麻痺して、照明の過剰から起こる不便という事に
対しては案外無感覚になっているらしい」警告していた。

もちろん節電で消されたライティングはいただけないが、今後は設計段階で「陰翳」を
意識した照明設計が、夜を魅力的にしていくと思うし、今考え、忘れてはいけない
震災の教訓の一つと思う。

f0079943_14334916.jpg

                       ニコン D200
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-29 14:37 | 写真

記録更新

新緑が魅力的な季節!

そんな中、昨日(24日)撮影会があった、場所は青梅市。

f0079943_15332495.jpg














集合時間に間に合うよう、車で行くと何と電車の半分くらいの時間で到着。
日曜日なので道が混むのを予測して早めに家を出たが、予定よりかなり早めに着いた。

梅で有名な青梅だが、先週までの桜も見事な町。

数日前までは、この日降雨率80%だった。雨の撮影も想定してスケジュールを
考えたが、前日の嵐のような雨も嘘のようにあがり、快晴だ!!
こうしてGOD伝説は☀記録更新中



撮影会も順調に進むが、お目当ての食堂が休みでショボン~

f0079943_15183398.jpg

                    E-P2 ノクトン f0,95

気を取り直し、歩いて歩いて、声をかけ、大好きなコーヒーも飲まず
ひたすら、撮影のお手伝い!!今回は4月開講のビキナークラスが多く
大勢の撮影会を楽しんでいた。そんな中に、数年前にハイパーを卒業した、
人が一般参加でいたりして(ハッセルブラッドで撮っていた)楽しい一日でした。

恒例の懇親会も唯一の居酒屋を見つけ、疲れた足と喉を潤す魂胆だったが
、この日は車で来たため、ビールに伸びた手を、ウーロン茶に戻す。ショボン

f0079943_1521553.jpg
                  












                     「まだ頑張っていた桜」
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-25 14:56 | 写真

まどろみ


ベットの寝具を少し薄めに替えた。

植物も厚いつぼみを破り、花や葉を芽吹かせているから、

花粉も沈静化して、朝の目覚めも健やかになってきて、体調もやっと春になってきた。
しかし、朝の寒さが遠のくと「まどろみ」も心地いい季節。


出かける時に、さて何を着るか?一年で一番迷う季節でもある。
今まで、厚手のコートなどで隠していたボディーラインも気にしなくてはならない、
うぅ~ん、今日は何を着るか~

f0079943_1339539.jpg

[PR]
by y_kmsm | 2011-04-21 13:40 | 思い

開講


桜の季節、街には一目で新入社員と分かるスーツ姿がたくさん目に付く。

この時期に恵まれた人達だと思う、被災地では内定取り消しが多いと聞いて、心痛む。

我がPPS東京教室も4月に4クラスを開講し、小生は2クラスを担当することになって
9日と12日に一回目の授業を終わった。

今回は震災後すぐなので、少し心配したがどちらも予定人数で開講できた。
中には被災地に近い方もいたりして、一回目は休んだが、次回5月の授業から
出るという連絡が来て安心! もう何回目だか分からないくらい初回授業を
やってきたが、小生を見つめる真剣な目は何とも気が引き締まる。

早速、24日の撮影会にも参加してくれる方も多く、やる気を感じうれしいぞ!!



16日の授業時も大きな余震があった。そんな中、知り合いのかたが提案した
「花の写真とメッセージ」をウェーブで掲載するという応援企画に多くの人が参加したという。

またこれも知り合いの写真家が「折鶴写真を」という企画にも1000人が投稿したという。

今まで日本人がこんなに一つの気持ちになった事があるだろうか!
他人に無関心と言われてきた現代人も、一つになれるという希望が持てた。
募金だけではなく、「何かしたい」という気持ちが表れた事は長い時間が
かかるであろう今回の震災、原発事故では、とても大事な事。

写真でも、何かができることを「花の写真」、「折鶴写真」は示してくれた。

f0079943_23153792.jpg

[PR]
by y_kmsm | 2011-04-18 23:18 | 写真

今だから!

撮影に行こう!

桜も散り始め、新緑がきれいになる季節になりました、震災後、明るい気持ち
に向かっとて行かなくてはと思うのです。
写真が好きな我々は、「ファインダー越しの未来」を見据えて元気に進んで行きましょう。

今回考えたのは、中央線の奥「青梅市」に行きます。

この町は奥多摩の山に囲まれ、昭和の雰囲気を残しながら頑張っている町!

昭和の映画看板が街を彩り、子供のころ見たような「瀬戸物屋さん」、楽しくなる「傘屋さん」
「煙草やさん」がカフェーに、千とチヒロに出てくるような「食堂」等々

駄菓子を買って、それを食べながらの撮影会をしましょう。

f0079943_0213448.jpg













期日 4月24日(日)12:00 JR青梅駅に現地集合、現地解散

詳細、申し込みは以下から

http://phatphoto.jugem.jp/

春の陽光の元、のんびりと楽しみましょうぞ!!

f0079943_0203694.jpg
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-14 00:22 | 写真

散り急ぐなかれ

撮影地のロケハンに行っていた。

背後にある奥多摩の山々を借景に、ヒガン枝垂れ桜は雨に打たれていた。


花はあまり撮らないのだが、桜だけは決めた数本の木を撮っている、
偶然出会った今回の桜は感激だった。

f0079943_23173289.jpg

























撮影場所を探していたら傾斜地にある御堂の屋根越しに濃いめの
桜色が目に入った。雨の中細い道を登り、たどり着いた目の前に、
覆いかぶさるように枝垂れ桜が咲き誇っていた。

f0079943_23181771.jpg


人のいないお堂の前に立ち尽くし見上げる!


涙雨のような大粒の雨に打たれ、ハラハラと散り始めた桜に

「散り急ぐなかれ」 とつぶやく。

f0079943_23204274.jpg

                          3枚とも オリンパスE-P2
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-11 22:58 | 写真

決定的瞬間

今回の震災で、仕事関係を長く休んでしまった。
停電や、一部のモノ不足、など多くの経験をしてきたが
動けない時間を、有効活用しなくてはと思い、データーの整理や
写真関係の本を読み返したりしていた。

近代写真を理論化した「アンリ、カルティエ、ブレッソン」の本も
何回目かの読み返しをしてみた。

(決定的瞬間)という言葉を写真の表現に用いたブレッソンの両義性を再確認した。

「写真とは一秒の何分の一の間の出来事をとらえ、それにフォルムを与え、的確に配置する。
 生きていることを通じて、周りの世界に気付き、同時に自己を発見する。
 自己の内面と外の世界とバランスをとらなくてはならない。
 内と外が一つになる世界を写真は伝えるべき。」 (アンリ、カルティエ、ブレッソン伝) 青士社

この言葉は、現代の写真表現にも通じる永遠の課題!
「決定的瞬間の前と次の瞬間から物語が始まる」

構図やフォルムを考えていたブレッソンは、クライマックスから作りだされる次の光景
を導き出す手法を現代の写真家に伝えている。

f0079943_14172859.jpg

                オリンパスE-5 14-35mm f2
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-08 14:06 | 写真

花も嵐も


桜の満開情報がでた今日だが、今年の花粉は手ごわい~

昨年は楽をしたが、予想どうり最強軍団がこの爽やかで心地いはずの
桜の季節を制圧してる。点鼻薬、目薬、飲み薬、これが春の三種の神器。

昨日のクラスで話していると薬のせいで声が擦れてくる。
授業が終わると、「花粉症ですか、僕もそうなんです、ハイ」と
精悍な顔をして、格闘ジムに通っているMさんが話しかけてきた。

目がショボツキ、いつもの鋭い目つきが無いぞ、

帰り道、どんな薬がいいか、など花粉談義。


毎年桜が散ると、いつの間にか鼻は開通し、爽やかな日々が送れるが
今年はどうなのか?このアレルギーが治せる薬を開発した学者が出たら
、ノーベル賞を5個くらい上げてもいいな、たぶん日本人からは
異論が出ないだろう。フゥフゥ~
                        リコーGXR
f0079943_22385374.jpg

[PR]
by y_kmsm | 2011-04-06 22:39 | 写真

一気に

春めいてきた。

ベランダに植えておいた球根からチューリップが咲いたり
色々な木々から新芽が出てきて、春到来という今日。

先週まで堅いつぼみの桜も満を持していたように開花し始めた。

教室も休講していたクラスを日曜日に振替開講し、何か日常に
戻ってきた感じがする。でも話題は、その間の震災の話にはなってしまうが…


北風に耐える時期から、行動の時期に移行していかなくては!!

ゆっくりと時間をかけて開花していく今年の桜のように

焦らず、確実に明日を見据えて、行動しなくては!!
                    
                            リコーGXR

f0079943_167645.jpg
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-05 15:39 | 写真

懐の深さ


4月になった。たった一日の違いなのだが、気のせいか
木の芽が一成に吹き出した感がある。季節は確実に変わっていく。

未だに進展しない原発問題。
世界各国から救援の手が差しのべられている、
単に一国の問題ではなくなって、世界レベルでの
問題解決をしていかなくてはならない程、深刻になっている。にも関わらず、
受け入れる日本国内に縦社会のこだわりや面子を気にした、自己保身が垣間見える。

素直に差しのべられた気持ちを受け入れる、懐の深さが欠けているように思えてならない。

問題が起きた時に、あるいは危機に直面した時に、
どう対処して、どんな行動がとるか、
その会社、人、体制、がよくわかる気がする。

何ができ、何が足りないか、をより早く判断できる能力。

今回の震災で、生意気だが、そんな問題が見えた気がする。


温かくなり、少しでも気持ちが明るくなってもらいたい
それは、被災地人、遠く離れた地の人も、日本国中

f0079943_1625578.jpg

 
[PR]
by y_kmsm | 2011-04-01 16:04 | 思い