長生き
2007年 10月 10日
若くして死んだ方がいいのか、
長生きした方がいいのか、
やはり、長生きした方がいいに決まっている。
最近、ある食事会に参加した時に、上品な初老のご婦人に
「先生、私のポートレートを撮っていただけますか」と聞かれた。
「どんな目的ですか」と聞くと、
「まだきれいな内に写真を残しておきたいので」と、明るく答えられた。
どうも、葬儀の時の写真のことを言っておられるようだ。
確かに、自分で選んでおきたい写真だなと思った。
人が亡くなった時に、慌てて写真を探す。 父の時もそうだった。
本人には選ぶことが出来ずに、或いは亡くなった本人としては、不承の写真が
使われている事も多々あると思う。
亡くなった有名人の写真でも、若くして他界した人は、何時までも
若々しい記憶が残っているが、長生きした人は、ずーっと爺さん顔の写真が残る。
歴史上の人物でも、爺さん顔のイメージしかない人も多い、
少し若い時の写真を使ってもらいたかったと思うのだが…
長生きしたいと思う小生としても、少し若めの写真を選んでおき
、指示をしておこうと思うのだ。
何歳くらいサバを読むか、精々10歳かな、いや5歳くらいかな、… ぶつぶつ
by y_kmsm
| 2007-10-10 01:22
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