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by y_kmsm
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メモワール

少し前に「都写美」で開催されていた、写真展「古屋 誠一 メモワール」
に行ってきた。(やっと)

8年目になろうか、新宿のニコンサロンで初めて見た「古屋誠一」という人。

ニコンサロンの一番狭い会場で、ひっそりという感じで開催されていたが、見る人もなく
小生一人でしばらく浸っていた。

今回の「メモワール」でも展示されていたが、奥さんであるクリスティーネさんの
記憶ともいうべきポートレートは、8年前、小生をくぎずけにした。精神的病から
自殺したクリスティーナさんをいつも同じ目線で、見守り、慈しみ、記憶に留めようと
している写真は、当時日本の写真界から「自分の身内の不幸を発表することは?」という
批判めいた論評を受けていた。

しかし、自らの被写体を一番愛する妻に向け、撮り続けた「古屋」さんに、小生は
敬意を表したい。

今回は集大成的に124点を展示し奥さんの写真のほかにペットの猫、ウサギ、花
など、ゆるやかに生き、死に行くものに正面からカメラを向け、流れて行く時間を
しっかりと捉えていた。


こんなふうに、向き合え、慈しみ、静かに、写真が撮れたらと思う。

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by y_kmsm | 2010-07-26 14:19 | 写真