再訪
2010年 04月 22日
日中に時間が取れたので、我が家から車で30分くらいのところにある
、「遠山記念館」を訪れた。
川越市の隣にある「川島町」という小さな町にある。
田園風景が続く道を走ると、忽然と白壁に囲まれた邸宅が現れ、
大きな長屋門の奥に大正末期から昭和初期に建築された家屋が見える。
以前にも訪れたことがある、というのは同時期に建てられた我が家の
建築様式と似ていて、同じ職人が携わった可能性があったのだ。
天井の素材(我が家のは屋久杉)、柱の材木、欄間の意匠、等、今では入手
困難な素材が同時期に建てられた日本家屋として類似を感じていた。
某証券会社のオーナーであった遠山家は大正時代の風雲児として財を得て
粋を集めた建築と、東洋美術の収集(美術館も併設)で有名になった。
何度来ても懐かしさと、民間人の文化の高さ、を感じ、庭園も含め
これからの花の季節に一度訪れることをお勧めする。
www.e-kinenkan.com/home.htm
夕方までの時間、日本の美を堪能した。
by y_kmsm
| 2010-04-22 14:39
| 写真